『リンチ(戯曲)――三部作』|羽鳥ヨダ嘉郎
¥2,750
状態 : 新刊
発行年 : 2026
出版社 : いぬのせなか座
製本 : ハードカバー
サイズ : 四六判上製本クロス装 題箋貼り 124ページ
付録小冊子:平倉圭(芸術学)、細馬宏通(行動学)
装画:尼子騒兵衛「落第忍者乱太郎」より
装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h(いぬのせなか座)
[同時刊行]
羽鳥ヨダ嘉郎『リンチ(小説)』
https://www.teisen-books.com/items/146571401
見ること、触れること、支えることは、
いつ暴力になるのか――
国家で、共同体で、家で
ゆがみ抗いながら発せられてきた言葉たちが
この感覚を、体を、劇をかたちづくる。
歴史と地形、政治とケア、侵略と生活が
苛烈に殺到する「現在」に生み出された
戯曲三部作、ついに刊行。
収録作品
「リンチ(戯曲)」
小豆島の安田おどり、聖火の沖縄入り、クリオン島のハンセン病患者隔離施設での女子寮襲撃、南洋群島――寝たきりの「お袋」と介護する「素人」のあいだで、帝国が忘れんとする島々の記憶が圧縮・断片化し、噴き出す。第20回AAF戯曲賞大賞受賞作。
「同伴(戯曲)」
知念正真の戯曲『人類館』が「さる軍団」たちの紐と跳躍のなかで再び開かれる。猿まわし、タミル移民、人種握手会、通天閣――観客席もトイレもキッズスペースもすべてが上演内部に取り込まれ、見ることの暴力が見る者自身の知覚のなかで起動する。
「加担(戯曲)」
農婦、主夫、推し、サポ、同志、パパ。関係名で呼ばれる人物たちの家のなかで、綿ふき病、腎不全看護、満洲の上下水道、イスラエルによる水の武器化、占領下の性暴力が交錯する。ケアと連帯が、暴力と同じインフラの上を流れていく。
(いぬのせなか座特設サイトより抜粋)







